2013年 10月 29日
Some People's Lives
まだ、幼稚園で働いていた頃、ちょうど20年前の話。
ほんの数年前のようだけど。
お遊戯会の準備で、毎日残業・・・
車通勤で、片道50分の時間。
毎日のように聴いていた曲。
久々に。
うちの子どもたち。
というには、子どもたちに、何より親御さんたちに申し訳ないけれど。
それでも、あえて^^
うちの子どもたちは、本当に、優しくて、しっかり者が多かったなぁと。
一日、一回は、子どもたちのテーブルや、椅子に躓く、ぶつかる。
ちょうど、膝くらいの高さ・・・あの高さ。
一番痛いのは、テーブルの脚に、足の小指をぶつけた時。
悲鳴とともに、ピョンピョン歩き。。。
もしくは、無言で固まる。
その姿を見た子どもたちは、いつも言ってくる^^
「まったくー!もー!オッチョコチョイのスットコドッコイなんだからー!」
「もー!大丈夫?痛いの痛いの飛んでけー!」
と、呆れ顔で。
そう言ってくる、、、子どもたちの声や顔が、かわいすぎて、痛さも吹っ飛んでたのだけど。
帰り際、思い出したように痛くて、確認したら、、、あんまりのブンズイロで、がっくり。
それは4月下旬。
初めての家庭訪問の準備やら、緊張やらで
私自身、子どもたちの前で、初めてぶつけたときに言ってしまった時から
当たり前のようになってしまった言葉。
きっと、この・・・
おっちょこちょい、すっとこどっこい。
というイントネーションが、はまったんだろうなぁ~♪
でも、いまだに思うこと・・・
子どもたちは、本当に、かわいい。
かわいすぎて、、、かわいすぎるからといって、
子どもたちと一緒になって楽しすぎて♪夢中になりすぎて♪
園長先生に叱られる担任って、どうなのか?って。
子どもたちからの言葉があるからこそだけど。
「怒ると怖いけど、いっぱい遊んでくれるから、大好き!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一度も、優しい!とは言われたことがないという・・・
だから、子どもたちが、優しくなったんだろうなと思うけど。
いつでも、直球勝負のように、正面切って向き合える人間時間は、
あの時期だけのものかなって。
私は、子ども時代、子どもらしい遊びをした思い出がない。
その分、うちの子たちとは、いっぱい遊べたから、感無量かな。
まさに、子どもたちに、遊んでもらってた時間^^
本当に、なんて担任なんだっ!て思うけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一緒になって遊んでいたけれど、
おかぁさんが、迎えに来たとたん、
ママー!と、あのダッシュ!のさびしさよ♪
いつも、
おかぁさんがね。お父さんがね!
と、おませちゃん顔で話しているのに、その時になると、
ママー!
と呼んでしまうところも。
あぁ・・・ちゃんと育ってるんだよねって、偉そうに実感しつつ。
本当に、感謝の時間だったと。
現在あの子たちは、とっくに成人し、家庭を持ち、親になっているのかもしれない。
一人一人の顔が浮かびます。
そう考えると、
嬉しくもあり、
どうか、どうか、強く生きていて。生きていてね。
と
おっちょこちょいのすっとこどっこいは、、、
願うばかりです。
by iroha525
| 2013-10-29 10:20
| 気持ち