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やまぶどう。

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クマが目撃されました!

と立てられたばかりの看板のある場所にて、かなりドキドキしながら、”クマにあったらどうするか!”と、
その名もズバリのタイトルのアイヌ最後のクマ撃ちの方の本を読んだばかりの私は、
その本に書かれていた色々な対処法を思い出しながらも、上を見上げたらー
「はぁーーー!!!山葡萄!!!」
「きゃー!!!ここにも、あそこにも、うわぁー!!!」
すっかりクマ目撃情報が吹っ飛んでしまった・・・何たる単純。

そこは、とある滝つぼ付近で、鬱蒼と木々が生い茂る場所。
確かに、クマの大事な食事&水飲み場に違いない!
ただ、
”クマは、人間なんかより、利口だ。”
という一行を頭に残しながら。
植物たちに感嘆語の連続。。。
ちょっとタイプが違う、葉の形色、茎、花の形・・・のオトギリソウから始まり、
セリも生えてて・・・もちろん、巨大フキやイタドリも。ウドの花も何も
山菜だった頃がなつかしい植物たくさん見れちゃうものだから、
目に見えるすべての植物の名前と頭の中の植物図鑑を照らし合わせているという・・・
本当に頭の中にてふてふだらけ。。。あぁ。

そして、最初に上を見上げて見つけた山葡萄のところに戻り、
これで造るのが本物のワインかも~なんて。。。ぶつぶつ。
さらに、この山ブドウの木質化した蔓には、釣りに欠かせない、エサとなる虫が常駐宿としているはず!
ここでも、いるのかなぁ?と探すも、その蔓の長さにそこまでたどり着けることも見つけることもできないまま、
夕方近くなり、川のそば=沢山のアブの襲来にあいはじめ・・・断念。
アブに刺されたら、毒はないけど、かなり痛いからって!其れよりも、クマ!なはずなのだけど。
次回こそ!探したるー!と変な野望を企てたのでありました。
釣りキチ父に1度連れていかれて、ほったらかされてコリゴリなはずなのに。

本州では、葛の蔓が縦横無尽に伸びまくって秋の紅葉のひとつにもあるけれど、
北海道で、葛を見かけることはなかったです。
その代り?というか、一度見つけてしまえば、いたるところに山葡萄を見つけることができました。
福島県内でもあるところには、あるけれど・・・なんか違う。全然違うんです。
・・・どこに行っても植物ばかり…。
野生動物は、毎回、キツネと遭遇で今回も。
まだ若いキツネが、・・・ふんばっているところにバッタリ。
思わず、わんことおんなじ?と見間違えるその姿に、
こりゃ失礼…ホントに邪魔してごめんなさい。と思いつつ、
用が済んだのを見計らい、パンパンパンと手を叩き、
こっちに来てはいけませぬ。エサはもっていませぬ。と言ったのでありました。

アライグマ以外は、もともと北海道に住んでいた動物たち。
なんとも、複雑な心境は、今回も、これからも続くんだと。
それでも、
短い夏だからこそ、楽しめることも凝縮している感。
わくわくうきうきが止まらないーーーーーーー。
夏嫌いだったけど、ちょっと夏が好きになりそう。というか楽しそう!
もちろん、危険もあるのは当たり前の話として。

何でもかんでもむやみやたらにとり尽くすのではなく、
共存できる方へ共存できる方へと願うのでした。



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帰りの空の上になると、、、その前の空港に行くしかない時間からだけど・・・
どうしても、脱走したくなり涙が止まらなくなります。
また来るのだけど、必ず住むのだけど、そのための探険時間でもあるのだけど。




・・・新たな覚悟をしながら被ばく休暇が終わったのでした。



あ、旭川にもカスッタクライだけ行きました。
”雪の博物館”の場所を確認するためだけ。なのですぐ終わりました。
私でも運転して行けるようにしておかねば!




*基本、遊歩道であったとしても、クマさんたちのエリアに入らせてもらっているので、
食べ物は一切持って行っておりません。
なので、もちろん人間が食べた、食べカスなどの匂いが残る袋等もありません。
行動する時間帯が違うにせよ、クマたちのほうが人間よりも嗅覚に優れているのですから、
ゴミひとつ、残してはいけないと思っております。
人がクマを呼び寄せる。。。
ただでさえ、クマたちが最初に住んでたところに入らせてもらっているので、
そのことを踏まえて行動しておりますので、よろしくお願いいたしいます。




by iroha525 | 2014-07-25 08:00 | おでかけ